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北本自然観察公園の蝶(2016.5.28) [北本自然観察公園の蝶]

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                   アカボシゴマダラの春型

kita16511.jpg 天気がまずまずで、そんなに暑くなかったので、蕨市内で昼食後、産業道路を北上し、国道17号線に出てから、上尾駅近くで脇道に入った。その後、県道を北に向かって、桶川市域を通過し、圏央道の桶川北本インターチェンジの脇をすり抜けて、北本市内に至って、13時頃に「北本自然観察公園」に着いた。
 土曜日だったものの、駐車場には空きスペースがあり、難なく車は駐めることができた。しかし、天気は曇りで、薄日が差す程度で、気温は低めだ。
 例のごとく、長靴に履き替え、防虫スプレーを手足や首に散布してから、カメラを携えて、散策を始めた。
kita16517.jpg 最初に、入口の橋の近くで、白い大きめの蝶が飛んでいるのを発見した。追いかけてみると、アカボシゴマダラの春型だったので、葉上に止まったところを接写した。その後、園内中ほどにある「埼玉県自然学習センター」に立ち寄って、担当者から蝶の情報を聞いたが、蝶の種類も増えつつあるとのことだったものの、天気が曇りがちなのが気になった。
 まず、木道のある湿地の方へ入っていったが、すぐにキタテハが飛び出してきて、葉の上に止まったところを望遠で捉えた。
 次に、ヒメウラナミジャノメも見つけたので、撮影しておいた。続いて、ダイミョウセセリもやってきたので、カメラに収めた。
kita16503.jpg 奥の林の方へ入って行くと白い蝶が飛んでいたが、判別できず、シャッターチャンスもなかったのが残念だ。
 さらに奥へ進み、隣地との境界付近まで来ると栗の木の花に蝶がいくつか集まっているのを発見した。よく観察しているとコミスジやダイミョウセセリだったので、カメラに収めた。その近くには、ハルジョオンの花がたくさん咲いていて、モンシロチョウがいくつか舞っていたので、吸蜜しているところを望遠で捉えた。
 ちょうど薄日が差しこんでいて、蝶の数も多かったので、しばらくその場所で粘ってみたものの、新しい種には出会えなかったので、園内に戻ることにした。
kita16509.jpg それから、公園の正面入り口の方へと戻ってくる途中で、ルリシジミを見つけたので、すばやくカメラに収めたものの、近くを飛んでいたキタキチョウは撮り逃がした。この蝶は、なかなか止まってくれないので、いつもてこずっている。
 次に、高尾の池を経由して、一夜堤の方へと歩いて行ったが、途中でスジグロシロチョウを見つけたので、じっくりと追いかけて、何回もシャッターを切らせてもらった。
 南口近くの草原まで来るとヒメウラナミジャノメ、モンシロチョウが飛んでいたので、撮影した。
 その後、南口手前から引き返し、一夜堤を通り、桜土手の方へ歩いて行ったが、途中では、雲も厚くなって、陽射しも弱くなっていたので、ほとんど蝶に出会うことがなかった。
kita16514.jpg 桜土手では、雑草が刈られたばかりのようで、まったく蝶に出会えず、残念だった。仕方がないので、桜土手口から園内へと戻っていった。
 林の中を歩いて行くと草原があり、そこにモンシロチョウ、ベニシジミ、キタテハがいたので順次カメラに収めていった。
 その後、高尾ふるさとの森を経由して、学習センター近くの草原まで戻ってきたが、そこに白い花がたくさん咲いていて、キタテハが集っていたので、撮影しておいた。
 それから、学習センターへと戻り、係の人と蝶の話をしてから、駐車場へと戻っていった。
 結局、2時間半ちょっとの散策で、10種類の蝶としか出会えず、この時期としては少ない気もしたが、曇っていたので仕方なく思った。それでも、暑くも寒くもなく、気持ちよく散策できたので、良しとした。
 その後は、来た道を戻り、第2産業道路に出て、南下していったが、途中が渋滞していたので、夕方に帰り着くこととなった。

kita16505.jpg☆今日出会った蝶(10種)
・ヒメウラナミジャノメ
・モンシロチョウ
・アカボシゴマダラ
・スジグロシロチョウ
・ダイミョウセセリ
・ベニシジミ
・コミスジ
・ルリシジミ
・キタキチョウ
・キタテハ

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